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農業機械メンテナンスナビオートモアのメンテナンス方法>オートモアのギアオイル交換・点検
 オートモアは、ミッションケースとナイフギアボックスのギアオイルが定期交換箇所となっています。
 ギアオイルはエンジンオイルと比較して、見た目の汚れないが少ない箇所です。新品の機械では金属齧りなどによるスラッグ(金属くず)などが発生することで内部の摩耗を誘発して故障の原因となることがあります。しかし、多くの場合で新品後に一度交換しておくと放置しても大きな支障が発生し難いメンテナンス箇所です。
・ギアオイルの交換
・ナイフギアボックス
・ミッションケース
取扱説明書によると、
 初回20時間。それ以降100時間毎。
管理人の場合、
 購入後10年間、一度も交換していません。今回のホームページの紹介する作業で初のギアオイル交換です。
・使用オイル
 ギアオイル #90

オートモアのギアオイルの交換と点検

  • ナイフギアボックス
  • ・ナイフギアボックスの注油口
     注油口から覗いて底がオイルに浸かっていれば規定量が入っています。
     通常は、不足分を補充して作業が終了します。
  • ナイフギアボックスオイルドレイン
  • ・ナイフギアボックスのオイルドレイン

     ナイフのカバー上部にオイルドレインがあります。排出するとカバーにオイルが広がります。
     今回はカバーを外す予定がなく、排出されたオイルも最大で0.4リットルのため新聞紙でふき取り処分します。

  • ギアオイル
  • ・ギアオイルの補充

     ナイフギアボックスの規定量は0.4リットル
     オイルジョッキを使用し、規定量を補充します。

  • ミッションケース
  • ・ミッションケースの注油口

     ゴムの蓋がされているところが、注油口です。
     注油口開けて内部を懐中電灯で照らし、オイルが見えれば規定量が入っています。
     規定量は、懐中電灯使用してかつ斜め上から覗き込み、下の方に辛うじて見える位置です。
     がんばってのぞいてオイルが見える程度という位置ですので、入れすぎに注意です。

  • ミッションケースオイルドレイン
  • ・ミッションケースのオイルドレイン

     右車輪の付け根、下部にオイルドレインがあります。

  • ギアオイルの補充
  • ・ギアオイルの補充

     ミッションケースの規定量は1.6リットル
     オイルジョッキを使用し、規定量を補充します。

・ギアオイル量
 経験上ギアオイルは多少すくなくても動作に支障がありません。
 ナイフギアボックス・ミッションケースともにオイルがぎりぎり見える量であれば十分ですので、見えれば○。見えなければ補充という程度でありさほど難しく考える必要はありません。

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